みなさんはメルマガのシステムは何を使っていますか?
日本で有名なメルマガだと、アスメルとかオレンジメールなどがあると思います。
ただ、今回はMailchimpという海外で有名なメルマガシステムを紹介します!
Mailchimpは登録者数2000件、1日12000通までなら無料で使えるメルマガシステムです。
スタート時はとりあえずメルマガの会員を集めたり、手軽に手っ取り早くメルマガ登録用をフォームを作っていきたい人がほとんどだと思います。
なので、今回は海外のメルマガシステムで一番有名なMailchimpのフォームを作成してから、実際の流れまでを紹介していきます!
今回の記事を読むことで、下記のような流れを実現することができますのでぜひ最後まで読んでみてください。
1.ユーザーがメールフォームにメールアドレスを入力。
2.ユーザーがthankyouページに飛ばされる。
3.ユーザーに認証のメールが飛ぶ。
4.ユーザーにありがとうメールが飛ぶ。
リストの作成
まずはフォームを作る前に、今回作成するフォームを振り分けるためのリストを作成します。
リストを作るには、トップページにある「Lists」をクリックします。
「Lists」ページに移動できたら、「Create List」をクリックしてリストを作成していきます。
クリックすると、別のものが表示されますがここも「Create List」をクリックします。
クリックすると、List作成画面が表示されます。
各項目説明
ここではList作成画面で表示されている各項目を紹介していきます。
List name(必須)
これは今回作成するリストの名前です。
例えば、夏季キャンペーンリストなどわかりやすい名前をつけるようにしましょう。
Default From email address(必須)
これは、メール送信した時にFromの部分に入るメールアドレスです。
Default From name(必須)
ここもメールを送信した時にFromの部分に入る名前になります。
Campaign URL settings
https://mailchi.mp/[xxxxxx]のxxの部分を好きなようにカスタマイズできます。
ただ、これは月額会員じゃないと利用できない機能です。
Remind people how they signed up to your list(必須)
これは登録されたアドレスがどのように登録されたかの説明を記述する部分です。
Contact infromation for this list
これは、メールを受け取った人が誰がこのメールを送信したのかを確認するために使用される部分です。
デフォルトでは登録時の住所やメールアドレスが使用されます。
Form Settings
ここでは、次の2つを採用するかどうかを選べます。
・Enable double opt-in
・Enable GDPR fields
double opt-inはメールアドレスを登録した時に2段階で登録する方法になります。
2段階で登録するとは、1段階目で仮登録登録のURLをクリックして登録完了という流れにするものです。
これによりスパムなどのメールを弾くのに役に立ちます。
GDPR fieldsとは、GDPR(EU一般データ保護規則)関するものを表示するかどうかを選択できます。
Notifications
ここでは次の項目を選ぶことができます。
・Daily Summary
・One-by-one(Subscribe)
・One-by-one(Unsbscribe)
Daily Summaryは日々の登録状況などのレポートのこと。
One-by-oneは登録や登録解除があるたびに、お知らせするメールを送信するかどうかを選べます。
それぞれ入力が完了したら、「Save」ボタンを押して保存します。
保存が完了すると次のような画面が表示されます。
これでリストの作成は完了です。
フォームの作り方
リストが作成できたら、次はフォームを作成していきます。
フォームを作成するにはトップページにある、「Campaigns」をクリックします。
「Campaings」をクリックすると次のような画面が表示されます。
その中にある「Create Campaing」をクリックしましょう。
「Create Campaing」をクリックすると、次のようにキャンペーン作成が表示されます。
今回はフォームを作成するので、「Sign up Form」をクリックします。
「Sign up Form」をクリックするとリストを選択するセレクトボックスが表示されます。
先程リスト作成のところで作っておいたリストを選ぶようにしましょう。
選択ができたら「Begin」をクリックします。
「Begin」をクリックした後は、実際のフォーム画面が表示されます。
ここで、実際に自分のページに貼り付けたいフォームを作成していきます。
ここでは次の4つのタイプのフォームが用意されています。
1.CLassic
2.Condensed
3.Horizontal
4.Unstyled
1.Classicについて
クラッシクフォームは「sign up form」を選択した時に一番最初に表示されるフォームです。
クラッシクフォームは画面のタブから「Classic」をクリックすると表示されます。
色々カスタマイズ項目が基本的には次の3つの部分をカスタマイズすればオッケーです。
・Include form title
・Show only required fields
・Show all fields
Include form title
フォームのタイトルを含めるかどうかを選ぶことができます。
フォームのタイトルを表示する場合は、チェックを入れましょう。
表示しない場合は、チェックを外します。
フォームのタイトルは、下にある「Subscribe to our mailing list」を編集します。
Show only required fields
チェックを入れることで、必須項目のみを表示します。
Show all fields
ここにチェックを入れると、必須項目の以外の物も表示します。
2.Condensed
コンデンスドのフォームは基本的にメールアドレスのみを表示するフォームです。
また、GDPRの設定も入れている場合はGDPRの設定も表示されます。
コンデンスドフォームでは、フォームタイトルの編集やフォームの幅などの編集ができます。
3.Horizontal
ホライゾンタルフォームはボタンとフォームの入力部分が横並びになっているのが特徴のシンプルなフォームです。
ホライゾンタルフォームでは、フォームのタイトルを表示するかどうかの設定ができます。
4.Unstyled
アンスタイルドフォームは、クラッシクフォームと同じように色々設定する項目がありますが、基本的には下記の3つの設定をします。
・Include form title
・Show only required fields
・Show all fields
フォームのタイトルを表示するか、必須項目のみかそれとも他の項目も表示するかを設定していきます。
クラッシクフォームとの違いは、デフォルトでデザインされているかされていないかの違いのみです。
HTMLやCSSといったプログラミングの知識がある人は、アンスタイルドフォームを選んで好きなようにデザインしましょう。
ここまで紹介してきた4つのフォームの中から好きなものを選んで、貼り付けたいhtmlファイルにコピペしましょう。
メールの設定
フォームの作成ができたら、次は実際送信されるメールの内容を作成します。
実際送信されるメールを作成するには、トップページの「Lists」をクリックして一覧画面を表示。
メールを作成したいリストを選択してクリックします。
クリックすると次のようなページが表示されます。
この中から「Signup forms」をクリックしましょう。
すると、色々な選択項目が表示されます。
ここでは、「Form builder」を選択します。
クリックするとフォームビルダー画面が表示されます。
ここから送信されるメールの設定や、thankyouページの設定などを行っていきます。
Opt-in confirmation emailの設定
ここでは、まずオプトイン確認メールの設定を行っていきます。
今回は最初にリストを作成した時にスパム対策として、ダブルオプトインの設定をオンにしたので設定を行っていきます。
フォームビルダーのセレクトボックスを「Opt-in Confrimation email」を選択します。
ここで、登録してくれたユーザーに送信するメールを編集していきます。
編集部分で「*|LIST:FROM_NAME|*」などのようについている部分がありますが、これは特殊文字です。
特殊文字とは、プログラム側で変換される文字のことです。
実際メールが送信される時には、特殊文字の横に表示されている文字に変換されます。
また、メールの文章の中で点線で囲ってある部分をダブルクリックすると文章を変更することができます。
点線で囲まれていない部分は画面のタブ「Translate it」の部分をクリックすることで変更することができます。
「Translate it」のタブをクリックすると、英語の部分を任意の文章に変更することができます。
実際認証メールを次のように作成してみました。
Final Welcome Emailの設定
ファイナルウェルカムメールとは、ユーザーが認証された後に送信されるメールのことです。
ファイナルウェルカムメールを設定するには、セレクトボックス部分を「Final welcome email」を選びます。
すると次のように設定画面が表示されます。
ここも先程同じ要領で設定していきましょう。
ちなみに、画面上の下記2つの項目にチェックを入れるようにします。
1.Let subscribers pick email format(Plain-text or HTML)
2.Send a final welcome email
1つ目については、ユーザーがHTMLで整形されたメールの受信を拒否している場合は、テキストのみのメールを送ることを設定するための項目です。
2つ目については、ユーザーの認証が終わった後に今回設定したメールを送信するという意味です。
2つ目の項目にチェックを入れておかないと、今回設定したメールが送信されないので、必ずチェックを入れるようにしましょう。
実際下記のようにメールを設定してみました。
thank youページの指定
メールの設定ができたら、今度はthank youページの設定をしましょう。
thank youページの「Insetead of showing this thank you page, send subscribers to another URL」の部分にURLを設定することで、オリジナルのthank youページを設定することができます。
実際の流れ
最後に実際の入力から登録の流れを紹介していきます。
まずは実際の入力フォームで、登録していきます。
ユーザーが入力したあとは、確認ページに遷移されます。
確認ページに遷移した後は、ユーザーに下記のメールが送信されます。
購読するボタンをクリックすると認証ページが表示されます。
認証が終わると設定thank youページに遷移されます。
また、認証後はファイナルウェルカムメールで設定したメールがユーザーに送信されます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はMailchimpで、実際リストを取る時に必要なフォーム作成方法やメールの送信などの設定方法を紹介しました。
良いと思った方はぜひMailchimpを試してみてください!